よくある質問

FAQよくある質問

設置、性能、環境、施工などよくある質問にお応えします。

施工・使用時の注意(12件)【NEW】有

Q1. 搬入時のつり上げ方法の注意事項は何ですか?

A.
つり上げ角度が鈍角の場合、キャビネットによってはつり上げ面が変形する恐れがあります。
よって当工業会としては以下のつり上げ方法をお勧めします。
1)つり上げのワイヤーロープのつり角度は90 度以下とする。(60 度以下が望ましい。)
2)複数連結キャビネットの場合は連結したままでのつり上げは行わず、設置後連結する。
3)アイボルトが4 箇所あるものは、4 箇所でつり上げる。

   
 

【その他留意点につきましては、施工上の注意事項CA-G09 2.運搬に関するトラブル事例(14頁)をご参照ください。】

 

Q2. キャビネットを直接ポールに取付ける場合の注意事項は何ですか?

A.
金属製キャビネットの場合、横幅の広いサイズは風の影響を受けて回転する恐れがあります。必要に応じて回転止め対策を施してください。
合成樹脂製ボックスの場合、ポールバンドを必要以上に締過ぎると、ボデーが歪み、ドアの開閉が正常に出来なくなる場合があります。またボックスも破損する恐れがありますので、締め付け具合を確認しながら過度な荷重が掛からないように取付けてください。

【その他留意点につきましては、施工上の注意事項CA-G09 4-17.ポール取付時の回転によるトラブル(21頁)4-19ポールバンドの締過ぎによるトラブル(22頁)をご参照ください。】

<回転>        <締過ぎ>

                             

 

Q3. キャビネットを屋外の壁面に取付ける場合の防水性に関する注意事項は何ですか?

A.
壁面とキャビネットの隙間に入った雨水が内部に浸入する恐れがあります。また建物の屋根がある雨線内のキャビネット取付けにおいても配線を伝って雨水が内部へ浸入する恐れがありますので、ねじ孔や配線孔から水 が浸入しないようにコーキング剤による防水処理を施してください。

【その他留意点につきましては、施工上の注意事項CA-G09 4.施工に関するトラブル事例(21,22,23頁)をご参照ください。】

 

Q4. 壁面や床に据付けたキャビネットのドアが傾き、開閉に支障がありました。修正方法はありますか?

A.
キャビネットのドアの傾きや合成樹脂製ボックスの変形、割れなどは壁面や床面などの設置面の平面状態に影響します。まずは据付けを行う前に設置面の平面度を確認し、凹凸がある場合はスペーサなどで調整して取付ボルトで均等に固定してください。

【その他留意点につきましては、施工上の注意事項CA-G09 4.施工に関するトラブル事例(17,18頁)をご参照ください。】
 

                           壁面設置例
 

    スペーサ なし    スペーサ あり

     

 

Q5. キャビネットへの配線方法の注意事項は何ですか?

A.
屋外に設置する場合は内部への水の浸入を防ぐために下部からの入線を基本としてください。また、配線用としてキャビネットに孔加工する場合は、以下の内容に注意してください。
(1)配線用の孔加工はキャビネットの強度低下とならない位置や大きさとする。
(2)孔加工の際に発生した切り屑は完全に除去する。
(3)孔加工の切断面は、バリを除去し、補修ペイントにて補修する。
※屋外用キャビネットの場合は補修ペイント前に錆止め・プライマー処理を施す。

【その他留意点につきましては、施工上の注意事項CA-G09 4.施工に関するトラブル事例(12頁)をご参照ください。】

 

Q6. 合成樹脂製ボックスの保管や運搬時の注意事項は何ですか?

A.
周囲環境が高温な場所で合成樹脂製ボックスの上に物を載せたりすると変形する場合があります。高温環境下は避けて頂き、重量物を載せないようにしてください。
また、放り投げたりすると破損する場合があります。取扱いには十分注意してください。

【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09 2.運搬に関するトラブル事例(8頁)をご参照ください。】

 

Q7. 合成樹脂製ボックスへ孔加工する場合の注意事項は何ですか?

A. 
ドリルやホルソーなどで孔加工する場合、回転数が早速すぎると溶ける恐れがあります。
回転数を遅くし摩擦熱が発生しないように調整しながら加工してください。また摩擦熱軽減のための油を使用することは、割れが発生する樹脂がありますので、避けてください。

【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09 4-22.合成樹脂製ボックスの穴加工によるトラブル(22 頁), 資料プラスチックの耐油性(6 頁)をご参照ください。】

 

Q8. 合成樹脂製ボックスの表面が汚れたときの清掃方法と注意事項は何ですか?

A. 
シンナーなどの溶剤系は樹脂を溶かすため使用しないでください。
中性洗剤を薄めて布に浸してから汚れを拭き取ってください。

【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09 6.3.溶剤を使用した清掃による合成樹脂製ボックスのトラブル(39 頁)をご参照ください。】

 

Q9.平面ハンドルスイングタイプのレバー回転方向の組替えはどのようにしますか?【NEW】

A.
平面ハンドルスイングタイプでは、回転制御カムの向きを変更し、止め金を裏返すことで、レバー回転方向を組替えます。ハンドルによって組換え方法が異なる場合もあるので、製造元のカタログなどで確認をお願いします。

【例 平面ハンドルスイングタイプの左右組換え】

 

Q10. キャビネット用ハンドルのインジケーターとは何ですか?また、使用する際の注意事項は何ですか? 【NEW】

A.
施錠解錠状態を、色などで識別する部分になります。状態を色で表示するインジケーター付きのハンドルを使用する際は、施錠解錠状態の表示色を間違えないようにご注意ください。

【詳細につきましては、キャビネット用ハンドルCA300  6.3 施錠解錠状態の表示(3頁)をご参照ください】

【例 インジケーター付きハンドル】
 (インジケーター部の拡大写真)


 

 

Q11. キャビネット用ハンドルが破損してしまいました。交換することはできますか? 【NEW】

A.
キャビネット(またはハンドル)製造元に確認し、同一のハンドルをご用意ください。交換する際に、レバーや止め金の回転方向などを交換前と同じにして、各取付ねじは緩みなく締め付けてください。取り付けを誤るとトラブルの原因となります。

【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09  6.保守に関するトラブル事例(47, 48頁)をご参照ください】

 

Q12. キャビネット用ハンドルを施解錠するとき、鍵の使用における注意事項は何ですか? 【NEW】

A.
鍵の抜差し位置の間違えや、異なる鍵番号の鍵の使用などにより、鍵穴が破損するなどのトラブルが発生するおそれがありますので、正しい使用方法をご確認の上ご使用ください。

【詳細につきましては、施工上の注意事項CA-G09   5.使用に関するトラブル事例(44, 45頁)をご参照ください】